「強く望むと思う」 ニューカッスル新監督を知る元英代表MFがアザールに移籍のススメ
ウィルシャーがハウ監督に感謝「エディはとても良くしてくれた」
ニューカッスルは8日、エディ・ハウ新監督の就任を発表した。かつてハウ新監督の下でプレーした経験のある元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーは、ニューカッスルが獲得を目指していると報じられるベルギー代表MFエデン・アザールにとっても、ハウ氏が良い監督になるとコメントしている。英紙「ザ・サン」が報じた。
シーズン中にサウジアラビア政府系ファンドを中心とするグループが新オーナーとなり、スティーブ・ブルース監督を解任したニューカッスルの新指揮官がようやく決まった。2019-20シーズンまでボーンマスで指揮を執り、その後は無所属となっていたイングランド人のハウ氏がチームを引き継ぐことになっている。
今シーズンのニューカッスルは、ここまでリーグ戦11試合を戦い、5分6敗とリーグで唯一白星がない。新オーナー就任により世界で最も資金力があるクラブとなったなかで、冬の移籍市場での大型補強が報じられている。
ボーンマス時代にハウ監督の下でプレーした経験を持つ“ガラスの天才”ウィルシャーは、アーセナルというイングランド屈指の名門から、ボーンマスに加入した当時を振り返り、新監督の就任は、ビッグクラブから加入する選手の助けになると語った。
「彼は僕に対して、とても良くしてくれた。(アーセナルという)ビッグクラブから移籍した僕にとっては、難しい状況だった。僕はリーグ1(実質3部)の時から一緒にプレーしていた選手たちの輪の中に入っていった。彼らはみんな友人のように仲が良かった。彼らは僕にも良く接してくれた。それはエディが、そうなるようにしてくれたんだ」
そして、その経験を元に「エデン・アザールは、また別の次元の選手だ。それでも、エデンは、エディ・ハウのような監督の下でプレーすることを強く望むと思うよ。彼は、この人のためにプレーしたいと思わせるような監督なんだ」と、印象を語っている。
チェルシーから2019年夏にレアル・マドリードに移籍して以来、負傷も多く、十分な活躍ができていないアザールは、ニューカッスルに移籍するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)