リバプールSBのFK弾に脚光 クラブDF最多タイ得点関与数、エリア外得点比率も注目
ウェストハム戦で同点に追いつくフリーキック弾
リバプールは現地時間7日に行われたプレミアリーグ第12節ウェストハム戦で2-3と敗れた。この試合で一時は同点となるゴールを決めたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが決めたフリーキック(FK)弾についてデータ会社「Opta」の公式ツイッターがさまざまなデータを紹介している。
ここまで無敗で2位につけているリバプールは今節、3連勝で4位に浮上してきたウェストハムのホームに乗り込んだ。試合開始早々にウェストハムが先制ゴールを奪い、リバプールは早くも後を追う展開に。しかし、前半終了間際の41分にリバプールが同点に追いつく。
ゴールからほぼ正面でFKのチャンスを得ると、アーノルド動かしたボールをFWモハメド・サラーが止め、アーノルド再び右足でシュートを放った。これがゴールに直接吸い込まれスコアを1-1とした。
このゴールを受けてデータ会社「Opta」の公式ツイッターは、不動の右サイドバック(SB)として君臨するアーノルドのプレミアリーグ45回目のゴール関与(9ゴール、36アシスト)と紹介。同クラブのディフェンダーとしては、元ノルウェー代表DFヨン・アルネ・リーセ(21ゴール、24アシスト)に並ぶ最多タイ記録となった。
「アーノルドがプレミアリーグで決めた9つのうち6つのゴールがペナルティーエリア外からのゴールになっており、クラブ内で同数以上のゴールを決めた51人の選手の中で、エリア外からの得点比率が高いのはシャビ・アロンソだけである」
偉大なクラブレジェンドである元スペイン代表MFシャビ・アロンソとも比較をされており、アーノルドが決めた一は記録面から見ても大きな価値のあるゴールと言えるだろう。
試合は2-3で敗れ、ウェストハムに順位を越される形となったが、キックの名手として評価を高めるアーノルドのプレーから目が離せない。