闘莉王「日本中がついてくる」 サポーターからの“森保J支持集め案”を緊急提言
現役時代の森保監督と共闘した闘莉王氏「現役時代の圧が出てこないのが良くない」
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の11月アウェー2連戦(11日ベトナム戦、16日オマーン戦)に臨むメンバーを発表した日本代表。森保一監督は10月の本拠地オーストラリア戦で2-1勝利を挙げたが、現役時代にチームメイトだった元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はサポーターからの支持を集めるために緊急提言している。
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闘莉王氏は自身のYouTube「闘莉王TV」でアウェー2連戦を控える日本代表を特集。オーストラリア戦で森保監督は試合開始前の国歌斉唱で感極まった様子だったが、闘莉王氏は「結構好き。森保さんの現役時代の圧、ガツガツした部分が出てこないのが、良くないと思う」と語った。
2001年にサンフレッチェ広島でプロデビューした闘莉王氏。チーム最年長は現役時代の森保監督。中盤のボールハンターとして活躍した現役時代のオーラが見えてこないことに物足りなさを感じている様子だ。
その一方で、テレビインタビューなどの受け答えにも苦言を呈している。
「森保さんのインタビューを見ていると、リピートされているような、録画されているようなインタビュー。これは正直、森保さんらしくない。怒る時は思い切る。俺は無茶苦茶怒られた時期あったもん。あの怒り方が出れば、選手はオッとなる。絶対に」
人格者として知られる森保監督だが、闘将はルーキー時代に厳しく叱咤激励された経験があるという。ミスなど厳しく叱責する場面で、かつての雷を落とすことができれば、選手の雰囲気も引き締まるはずと、闘莉王氏は感じているようだ。
「あの森保さんを出してほしい。素のまま。怒ったり、嬉しくなったり、泣いたりするのは全然いい。森保さんらしくやってほしい。それで選手はついてくる。日本中がついてくる」
喜怒哀楽を表に出すことで、選手とサポーターからの支持を取り付けることはできるはず――大先輩への愛情がにじむ最新回になっている。