佳境のJ1残留争い、完全な“崖っぷち”の3チームは? 条件次第で次節“降格決定”も

大分、仙台、横浜FCの3チームはより厳しい状況に

 そして19位のベガルタ仙台(勝ち点26)は、4位の名古屋グランパスと対戦。ACL出場権を争う強豪に先制点を許した仙台だが、後半2分にFW西村拓真が同点ゴール。守備陣がよく耐えて勝ち越しのチャンスを狙ったものの、そのまま1-1で引き分けた。力関係を見れば悪い結果ではないが、湘南や清水との差を詰められなかったことは厳しい事態になった。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 最下位の横浜FC(勝ち点26)は敵地に乗り込んでアビスパ福岡と対戦。前半に先制するとリードを守り続けて試合終盤を迎えたものの、アディショナルタイムにセットプレーのこぼれ球をシュートされると、それが守備陣に当たってゴールへ。記録上はオウンゴールだが、痛恨すぎる失点で勝利を逃して1-1の引き分けで勝ち点1にとどまった。

 この結果、15位と16位の湘南と清水が勝ち点を33に伸ばし、仙台と横浜FCは勝ち点6差、大分は勝ち点5差で残り3試合になった。次節で湘南と清水がそろって勝ち点を伸ばした場合、次節の終了時点で大分、仙台、横浜FCの3チームは結果次第で勝ち点7以上の差がついて16位以上に浮上する可能性が潰えて降格が決定する場合があるため、完全な崖っぷちに追い込まれた。

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング