元独代表MFクロース、代理人がシティ移籍の可能性否定 「レアルで引退すると思う」
シティやニューカッスルが獲得に関心も…「マドリードでとても満足している」
スペイン1部レアル・マドリードの元ドイツ代表MFトニ・クロースは、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティや、新オーナーが買収したニューカッスルなどが獲得に関心を示している。しかし、代理人であるフォルカー・シュトゥルート氏によると、クロースはレアルを離れる考えはないようだ。スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」が報じた。
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レアルとの契約が2023年6月に満了するクロースは今季、負傷に苦しみ、出場機会を減らしている。しかし、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督からの信頼は厚く、状態が万全であれば、ブラジル代表MFカゼミーロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチとともに中盤の一角で起用される。
来年1月には32歳となり、レアルとの契約満了まで2年を切っているが、冬の移籍市場でも、来夏の移籍市場でも、動きはないだろうと、シュトゥルート氏はテレビチャンネル「シュポルト1」のレポーターであるフロリアン・プレテンバーグ氏に語ったという。
「私は、トニがキャリアをレアル・マドリードで終えると思っている。彼は私に1度たりとも、電話で『離れたい』と伝えてきたことがない。彼も、彼の家族も、マドリードでとても満足しているんだ」
記事では、「彼は昨シーズン限りでドイツ代表を引退したが、それもサンティアゴ・ベルナベウへの忠誠を続けることの助けになることを期待している」と、クラブへの愛着が強いことを伝えている。
ここまでリーガ・エスパニョーラで計219試合に出場し、UEFAチャンピオンズリーグ優勝3回などを達成してきたクロースは、レアルを離れるまでにどこまで記録やタイトルを増やせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)