バルサOBリバウド、シャビ新監督にアドバイス 若手の起用で求めたことは?
新戦力の補強と同時に、現所属選手たちの能力を引き出すことも期待
バルセロナは5日、クラブOBであり、カタール1部アル・サッドを率いていたシャビ新監督の誕生を発表した。かつてシャビ監督とチームメイトだった元ブラジル代表FWリバウド氏は、来年1月の移籍市場で補強ができれば、今シーズンから成功を収められると考えているようだ。英ブックメーカー「Betfair」のコラムに、自身の考えを綴っている。
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昨季限りでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団し、ロナルド・クーマン監督が解任されたバルサの再建が、シャビ新監督に与えられた使命だ。リバウド氏は「タフなミッションが待っている」としつつも、「1月の移籍市場でいくつかの契約をまとめられれば、今シーズンの成功を後押ししてくれるはずだ」と、就任1年目から成功の可能性があると指摘した。
「チームは2、3人の選手を加えて補強する必要がある。だが、同時に今いる選手たちが、最高の力を発揮できるようにすることも、シャビには求められる。彼らの質に合ったプレースタイルに適応させ、集団を融合させないといけない」
そして、リバウド氏はシャビ新監督に対して若手の扱いに注文もつけている。
「チームには、多くの若いタレントがいる。彼らは自分たちの質を高めるための自由が必要だ。同時に、バルセロナには経験があり、若い選手たちがプレッシャーに苦しまないように、責任を持てる選手が必要だ。チームは若い選手たちを使っていいし、使うべきだ。だが、キャリアの最初で彼らに依存するべきではない」
1998年から2015年の間に、選手としてバルサで通算767試合に出場し、リーグ優勝8回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回など、計25のタイトルをもたらしたシャビ氏。下部組織出身のクラブのレジェンドは、監督として、どのようなバルサを作り上げていくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)