シェフチェンコが“セリエA復帰”へ ジェノアが次期監督として3年契約を準備と報道
ジェノアは代表ウィークを利用して監督交代か
今年の欧州選手権(EURO)でウクライナ代表をベスト8に導いた元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏が、セリエAの舞台に帰ってくる可能性が浮上した。イタリア1部ジェノアがダビデ・バッラルディーニ監督に代わる存在として“ウクライナの矢”と呼ばれた男に目をつけ、3年契約を準備しているという。イタリアメディア「ジャンルカディマルツィオ・コム」が報じた。
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シェフチェンコ氏は現役時代にディナモ・キエフやACミランで活躍。セリエAとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではそれぞれ2度の得点王を獲得するなど、世代最高のストライカーの1人として名を馳せた。2004年にはバロンドールを受賞している。
2012年に現役を引退し、16年から母国ウクライナの代表監督に就任。ロシア・ワールドカップ(W杯)出場こそ逃したものの、今年行われたEUROではベスト8に進出した。同大会3度目の出場で初めて決勝トーナメントに駒を進め、歴代最高成績を更新。シェフチェンコ氏は大会後に指揮官の座を退任していた。
そんなウクライナの英雄に、セリエAのジェノアが新指揮官としてアプローチしているようだ。同クラブは現在バッラルディーニ監督が指揮を執るが、12試合を終えてわずか1勝と低迷中で、残留争いの渦中にいる。現地時間11月5日に行われたセリエA第12節エンポリ戦(2-2)で引き分け、消化試合が1試合多い中でも勝ち点9の暫定15位。記事によれば、「ジェノアでのバッラルディーニの時代は終わりを告げようとしている」と指揮官交代の可能性が浮上しており、その後任としてシェフチェンコ氏に白羽の矢を立てられたようだ。
ジェノアは現地時間21日に行われる次節のASローマ戦を前に、新監督に時間を与えるために国際Aマッチウィークを利用して監督交代に踏み切る可能性があるという。クラブは3年契約、あるいは3年目のオプション付きの2年契約を準備していると伝えられている。シェフチェンコ氏にとっては慣れ親しんだセリエAの舞台で、指揮官としての実力を量る絶好の機会となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)