リバプール、不遇のアザール“獲得説”が浮上 「ペレス会長から了承を得た」海外報道

レアルで戦力外のエデン・アザール【写真:Getty Images】
レアルで戦力外のエデン・アザール【写真:Getty Images】

レアルで戦力外のアザールへ関心、ネックは“高額年俸”と海外指摘

 リバプールは、冬の移籍市場でアタッカーの補強を行う可能性があるようだ。ユルゲン・クロップ監督はレアル・マドリードで戦力外となりつつあるベルギー代表MFエデン・アザールの獲得に関心を強めていると、カタルーニャ地元紙「エル・ナシオナル」が報じている。

 リバプールが関心を示しているアザールは、レアル史上有数の失敗に終わった補強とされており、すでにカルロ・アンチェロッティ監督からは戦力外とみなされ、フロレンティーノ・ペレス会長も放出に動いているという。契約は2024年6月までだが、レアルはすでに我慢の限界にあるとされ、クロップ監督率いるリバプールが関心を示しているようだ。

 クロップ監督は、アザールはプレミアリーグのスタイルによりフィットすると考えており、実際にチェルシー時代は世界でも有数のアタッカーだとみなされていた。ドイツ人監督は、リバプールに加入すればアザールは再び最高の状態を取り戻せると考えており、サラー、マネ、ブラジル代表FWフィルミーノ、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタと世界有数の攻撃ユニットを形成できると考えているという。

 そのなかで障害となっているのが、アザールの要求だという。「エル・ナシオナル」では、「クロップのリバプールは、フロレンティーノ・ペレス会長からの了承を得ているが、スター選手になれていない選手が、スターかのような要求をしている」と見出しを立てている。

 レアルは、アザールの獲得に総額1億6000万ユーロ(約210億円)以上を費やしたとされる。しかし、レアル加入後、負傷に苦しみ続けたアザールの市場価格は、すでに2500万ユーロ(約33億円)まで下落したとされる。

 すでにレアルではブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、アザールの好む左サイドで存在感を示しており、アンチェロッティ監督も「私はキャリアのなかで、一度も退団を望んだ選手に残留を強要したことはない」と、発言している。マドリードで結果を出せなかったアザールがイングランド復帰を望めば、プレミア復帰の流れは一気に加速しそうだが、果たしてベルギー代表のエースは、クロップ監督率いるリバプールに加入することとなるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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