躍動感を取り戻したポグバ フランスのA組1位通過に「僕らの冒険は続くんだ!」
「批判に対する答えはもうないよ」
「僕らはいい試合の入り方をしたと思う。ただ、相手にスペースを与えすぎたのも事実だね。最初のうちは高い位置でプレーできていたけれども、途中からは少し後ろに引っ張られるような形になってしまった」
前半の半ば頃からはスイスにボール保持率を高められたが、決定機は与えなかった。結局、フランスは危なげない戦いで試合を終えている。
ポグバは第2戦アルバニア戦でFWアントワーヌ・グリーズマンが劇的な先制ゴールを挙げた際に、メディアに向けて挑発的なジェスチャーを送ったと批判されていた。自身は「スタンドの家族への喜びを表現したもの」と話したが、地元メディアとは多少の緊張感があった。だが、そうした状況を一笑に付した。
「批判に対する答えはもうないよ。僕はフットボールをするだけだし、チームとともにプレーするだけだからね」
地元開催の期待に応えて決勝トーナメントへの首位通過を決めたフランス。2000年大会以来となる頂点を奪うには、“1億ユーロ”の男がさらなる活躍を見せることが絶対条件になるはずだ。
【了】
ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2