「物議を醸すレッドカード」 アトレティコDF、“主審無視”でまさかの退場劇に海外注目
アトレティコDFフェリペが思わぬ形で退場、海外メディアがクローズアップ
アトレティコ・マドリードは現地時間3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でリバプールと対戦し、0-2と敗れた。この試合の前半、アトレティコのブラジル人DFフェリペがレッドカードを提示されて退場となったシーンについて海外メディア「物議を醸すレッドカード」と注目している。
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前節ホームのリバプール戦で惜敗(2-3)したアトレティコはグループステージ3戦3勝で首位に立つリバプールの本拠地・アンフィールドに乗り込んだ。試合は序盤からリバプールに握られる展開が続くと、前半13分、相手のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタに頭で決められ失点。さらに同21分に追加点を奪われ、反撃に出たいアトレティコにアクシデントが起こる。
同36分、敵陣でボールを奪われ、リバプールのカウンターになりそうなところをDFフェリペが後ろから足を引っ掛けマネを倒し、主審はイエローを手にした。リスタートされてもいいように自陣に戻るフェリペを注意しようと、主審は笛を吹いて来るように呼び止めたが、フェリペは主審の指示を再三無視。その態度を見てか、主審はフェリペに対してレッドカードを提示した。
この一連の流れについて英メディア「スポーツ・バイブル」は「フェリペは審判の笛を3回無視した後物議を醸すレッドカードを提示された」と見出しを打ち、「近づくことを拒否したフェリペに主審は、3回笛を吹いた。目に見えてイライラしていた審判はフェリペに対してレッドカードを提示した」と取り上げた。
また英メディア「GIVE ME SPORT」も「イエローカードが用意されていたが、主審を無視したため、イエローカードからレッドカードにアップグレードした」と言及。試合はその後1人多いリバプールに押し込まれる展開が続き、追加点こそ奪われなかったものの、反撃することができずに0-2で敗北を喫した。