「ブーイングを静める完璧な答え」 古橋亨梧、相手翻弄の華麗フェイント弾を英紙称賛
ELフェレンツバーロシ戦で1得点1アシストの大活躍
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間4日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)第4節フェレンツバーロシ(ハンガリー)戦で1得点1アシストを挙げ、3-2の勝利に貢献した。貴重な先制弾の動きについて、英紙は「ディフェンスに陽気なダンスをさせた」と伝えている。
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試合が動いたのはキックオフからわずか2分15秒だった。セルティックは高い位置でのプレスからFWリエル・アバダがボールを奪い、ショートカウンターを発動する。ペナルティーエリア内でパスを受けた古橋はキックフェイントでDFをかわして左足でシュート。カバーに戻ったもう1人のDFの股を抜く一撃でゴールネットを揺らした。前節ホームで行われたフェレンツバーロシとの試合に続く2試合連続ゴールとなった。
前半はお互いに1点ずつを加えて折り返し、迎えた後半15分。古橋が今度はアシストで見せた。中央でこぼれ球を拾うと、素早く前を向いて右前方のスペースへ正確なスルーパスを供給。エリア内へ走り込んだアバダがダイレクトで流し込み、貴重なダメ押しゴールが生まれた。古橋は後半25分に途中交代するまで70分間プレーし、3-2の勝利に貢献している。
英紙「ガーディアン」は鮮やかな先制弾のシーンについて、「ボールを左に移すだけで、ディフェンスに陽気なダンスをさせた」「ホームサポーターからのブーイングを静める完璧な答え」と描写。また、途中交代に関しても「キョウゴの交代は、フェレンツバーロシに対する憐れみの行為に見えた」とも伝えている。
セルティック移籍後、ゴールを量産してチームの勝利に貢献し続けている古橋。不可欠度は、試合をこなすごとに増している。