ユナイテッドで共闘した元フランス代表FWルイ・サハ氏がロナウドについて言及

　かつてマンチェスター・ユナイテッドでもプレーした元フランス代表FWルイ・サハが、かつてチームメイトだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて独特な表現をしている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

　今夏の移籍市場の最終日でユナイテッドに電撃復帰したロナウド。ユナイテッド復帰後、公式戦11試合で9得点という結果を残し、健在ぶりを示している。そんなロナウドが最初にユナイテッドに所属した2003年から09年の間に共闘したサハ氏は、ロナウドがチームに与える影響について語った。

「スールシャール監督は、彼が戻ってきたことをとても喜んでいるはずだ。なぜなら、彼はエイリアンだからだ。彼はどんなチームでも、どんなリーグでもプレーすることができ、常に得点を挙げることができる。彼は、他の誰も持ちえない献身性と犠牲心を持っている。世界的に影響力のある選手が1人だけいるとすれば、それはクリスティアーノ・ロナウドに他ならないよ」と、5度にわたってバロンドールを受賞しているアタッカーを絶賛した。

　ロナウドは、周囲にも高い要求をすることで知られている。だが、04年1月から08年夏までユナイテッドにいたザハ氏は、ロナウドとの関係は良好だったと強調する。

「僕たちは2人とも努力家だったから、彼との関係は良かったよ。もし、彼のことがパートナーとして気に食わないのなら、単純に努力できないからだ。彼に対して守り抜くことは不可能だ。後半45分でも、彼はまだ得点できると思っている。それに1試合で5点が必要という時も、それをやってのけるんだ。彼はマシーンだよ！」

　UEFAチャンピオンズリーグ第4節のアタランタ戦で、2ゴールを挙げてチームを2-2の引き分けに導いたロナウド。この先も、どれだけユナイテッドに勝利をもたらすか注目だ。
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