浦和監督、ユンカーや酒井宏樹らの具合に言及「重傷ではない」「状態を見ている」

浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督【写真:高橋 学】
浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督【写真:高橋 学】

5日のオンライン会見でユンカーや酒井らについてコメント

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は5日に定例のオンライン会見を行い、前節の川崎フロンターレ戦を欠場したFWキャスパー・ユンカーについて「それほど重傷ではない」と話し、前日に日本代表へ選出されたDF酒井宏樹の状態にも言及した。

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 浦和は3日に川崎と対戦して1-1で引き分けたが、2位の横浜F・マリノスが敗れたために目の前で優勝が決まった。指揮官はそのゲームについて「たまたま我々との試合結果によって優勝になったが、浦和の選手にも意欲や野心を感じている。まだまだ成長すると思うけど、最後まで勝利を求めて戦った」とコメントした。

 川崎戦ではスタメン発表の時点でユンカーが登録メンバーからも外れた。その状態についてロドリゲス監督は「言えることは、それほど重傷ではなく違和感があるが、良くなってきている。練習はしている」と言葉を選びながら話す。先月は内転筋の違和感で欠場したが、その負傷個所については「対戦相手にも伝わってしまうことなので、内部情報とさせてほしい」と語るにとどめた。

 また、その川崎戦では試合中にMF柴戸海が負傷交代。最後に同点ゴールを決めた酒井も体を強く打つ場面が数回あった。4日の日本代表発表会見では酒井について「プレーできる状態と聞いている」と森保一監督が言及したが、ロドリゲス監督は「酒井と柴戸は状態を見ているところ」と、慎重な姿勢を崩さない。そして、DF明本考浩については「中断明けに戻ってきてくれれば」と、インターナショナル・マッチウィーク明けの復帰を目指しているという。

 7日には鹿島アントラーズと、勝ち点で並んでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を争うライバルとの直接対決を控える。指揮官は「良い選手が揃っている良いチーム。プレスが強く、相手チームに前線からプレスしてショートカウンターという武器を持つ。ロストすればそこからカウンターを受ける」と口にし、「上田は非常に好調で背後のスペースを狙うのが得意。荒木も技術があり縦へのプレーがある。外国人選手も良いパフォーマンスを見せている」と、攻撃陣に対する警戒ポイントを明かした。

 川崎戦では、FW興梠慎三が8月9日の北海道コンサドーレ札幌戦以来、途中出場ながらリーグ戦のピッチに立ったが、ストライカーの状態は懸念材料。ロドリゲス監督にとっては、酒井や柴戸と合わせてギリギリまで状態を見極めながら臨む試合になりそうだ。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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