「まさに一流」 古橋亨梧が1得点1アシストの活躍、チームトップタイの「8点」評価
ELフェレンツバーロシ戦で1得点1アシストを記録し、チームの勝利に貢献
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧が、現地時間4日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)第4節フェレンツバーロシ(ハンガリー)戦に先発出場し、開始3分の先制ゴール含む1得点1アシストで勝利に貢献した。今季公式戦11得点目を決めた26歳に現地メディアの採点ではチームトップタイ評価が与えられ、「一流」と絶賛されている。
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試合が動いたのはキックオフからわずか2分15秒だった。セルティックは高い位置でのプレスからFWリエル・アバダがボールを奪い、ショートカウンターを発動する。ペナルティーエリア内でパスを受けた古橋はキックフェイントでDFをかわして左足でシュート。カバーに戻ったもう1人のDFの股を抜く一撃でゴールネットを揺らした。前節ホームで行われたフェレンツバーロシとの試合に続く2試合連続ゴールとなった。
前半はお互いに1点ずつを加えて折り返しとなり、迎えた後半15分。古橋が今度はアシストで見せた。中央でこぼれ球を拾うと、素早く前を向いて右前方のスペースへ正確なスルーパスを供給。エリア内へ走り込んだアバダがダイレクトで流し込み、貴重なダメ押しゴールが生まれた。先制ゴールのお膳立てを受けたアバダへお返しのアシストを決め、古橋は後半25分に途中交代でピッチを後にしている。
セルティックは終盤の後半41分にフェレンツバーロシに2点目を許したものの、リードを守り切って3-2で勝利。グループステージ連敗スタートから巻き返しの連勝を飾り、決勝トーナメント進出の望みをつないだ。
英紙「デイリー・レコード」の選手採点で、2得点に絡んだ古橋はアバダ、ジョタと並ぶチームトップタイの8点がつけられ、「先制点のボールタッチはまさに一流だった。冷静にマーカーをかわし、自分の場所を見つけた。3点目では素晴らしいパスでアバダのゴールをお膳立てした」と得点とアシスト両面のクオリティーが絶賛されている。
この日の活躍で古橋は今季公式戦17試合で11得点3アシストとなった。今月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表にも招集されたスピードスターはクラブで好調を維持している。
(FOOTBALL ZONE編集部)