名将ペップ、伝統のダービーマッチへ“7番”を警戒 「歴史上で最高の選手」
過密日程にも「我々は『明日プレーしろ』と言われたら、明日、プレーする」
マンチェスター・シティは3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループA第4節でクラブ・ブルージュ(ベルギー)と対戦して4-1で勝利を収めた。現地時間6日に行われるマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチまで、48時間を切るなかで、ジョゼップ・グアルディオラ監督はユナイテッドに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを警戒している。米大手スポーツサイト「ESPN」が報じた。
夏の移籍市場の最終日にユベントスからユナイテッドに再加入したC・ロナウドは、ここまで公式戦11試合で9得点を挙げ、衰え知らずの決定力を示している。CLのアタランタ戦(2-2)でも2ゴールを挙げる活躍を見せたが、グアルディオラ監督は「まだユナイテッドの試合は見ていない。これから分析して、彼らがどんなチームで、どれだけ良いかを把握したい。彼らは昨シーズンも良かった。そこに、歴史上で最高の選手の一人が加わっている。ゴールマシンになれる選手がね」と、“7番”を警戒した。
グアルディオラ監督は、ブルージュ戦を前に、「ダービーよりも重要」と発言し、一部から反発を受けた。これに対してスペイン人監督は、「人々は私がユナイテッドとの試合より、今日が大事だと話したことに腹を立てていたが、実際に大事だった。そして今、最も大事な試合は、ユナイテッド戦だ」と、次の試合が“最重要”だというスタンスを取り続けていることを説明した。
ブルージュ戦後、ダービーまで48時間しか準備する時間がない。それでもグアルディオラ監督は「我々は『明日プレーしろ』と言われたら、明日、プレーする。スケジュールは、スケジュールだ。私たちは日曜日の12時半にオールド・トラフォードにいるよ」と、不満を口にしなかった。
前節、ユナイテッドがトッテナムに3-0と快勝したのに対し、シティはクリスタル・パレスに0-2で敗れた。CLではシティが勝利したのに対し、ユナイテッドはドローとなっているが、今シーズン最初のマンチェスター・ダービーはどのような結末になるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)