「耐えられない」 メッシ、パリ生活の不満を吐露「受け入れることができなかった」

PSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】
PSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】

2024年の五輪までに解消が求められているパリの交通渋滞問題に辟易

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今夏、バルセロナとの契約が満了を迎え、フリー移籍でフランスのパリ・サンジェルマン(PSG)に加入した。まだバルセロナ時代のような圧倒的なプレーを継続的に示せず、リーグ・アンでは5試合ノーゴールとなっている。そんなメッシが、パリの街に抱えているある不満を暴露した。フランスメディア「RMCスポーツ」が報じた。

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 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、3試合3得点という数字を挙げているメッシだが、国内リーグでは不振が続いている。第12節のリール戦(2-1)では負傷のため、前半限りでベンチに退いた。キャリアで初めての移籍を経験したメッシは、適応が難しかったことを明らかにした。

「大変だったのは最初の頃だ。すべてが突然だったからね。ここに来ることになり、1か月半をホテルで過ごした。(バルセロナで)すでに学校が始まっていた子どもたちと一緒に、その時期を過ごすのは簡単ではなかったよ。僕たちはパリの中心にいたけれど、交通事情は耐えられないものだった。学校に行くまで1時間、そこから練習に1時間かかるんだ。子どもたちは、これ以上、ホテルでの生活を受け入れることができなかった。難しかったよ。同時に僕たちは、新しい街を体験して、すべてのことを少しずつ知ろうとした。それで少しずつ良くなっていった」

 2024年のパリ五輪までの改善が期待されているパリの交通事情には、世界最高のサッカー選手であるメッシも悩まされたようだ。現在は、ヌイイ=シュル=セーヌの別荘に居住を移し、より生活がしやすくなったという。フランス生活の快適度が増したなか、リーグ・アンでも持ち前の決定力を示していけるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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