ミラン移籍浮上の鎌田大地、“32億円査定”も「価格は必然的に下がる」と現地報道
「ミランや他のクラブが注目」 鎌田は監督とフィーリングが合っていないと指摘
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地はイタリアの名門ACミランへの移籍話が浮上するなか、ミラン専門サイト「milanlive.it」は「ミランや他のクラブが彼に注目」と報道。その一方、今季ここまでのパフォーマンスを受けて「価格が下がる可能性がある」と伝えている。
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鎌田はフランクフルトで今季在籍3シーズン目を迎えているなか、「milanlive.it」は鎌田のミラン移籍の可能性に触れつつ、「日本人、価格が下がる可能性がある」と報じた。
「ディレクターのパオロ・マルディーニ氏とフレデリック・マサラ氏は、ロッソネリのプロジェクトに参加する可能性のある攻撃的MFをすでに評価している。その中に、フランクフルトに所属する25歳の日本人、鎌田大地がいる」と言及。ミランの補強リストに鎌田の名前も挙がっているという。
また鎌田とフランクフルトの契約状況に触れ、「彼の契約は2023年6月に切れるが、彼に契約更新の気はないようだ。約2500万ユーロ(約32億円)と評価しているフランクフルトは、フリーで失うことを避けるために来年の夏までに売却しなければならない」と説明を加えた。
その一方、今季の鎌田は公式戦13試合1ゴールにとどまり、昨季までのような存在感を示せずにいる。記事では新監督の影響と分析し、「鎌田は今シーズン、公式戦13試合に出場して1ゴール、0アシストと印象が薄い。オリバー・グラスナー監督とのフィーリングが合っていないのだ」としている。
現在のパフォーマンスが続いた場合を想定し、「彼のパフォーマンスが向上しなければ、価格は必然的に下がるだろう。2020-2021シーズンには34試合で5ゴール15アシストと輝きを放ち、その前のシーズンでもやはり好調だった。48試合で10ゴール、9アシスト。今ではミランや他のクラブが彼に注目している。何が起こるのか見守っていきたい」と締めくくった。
日本人MFの今季パフォーマンスを多くのクラブやメディアが注視しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)