「僕らは誇りに思っていい」 アーセナル守護神&冨安ら守備陣の貢献を同僚FWが称賛

英代表FWサカがラムズデールと冨安ら4バックを高評価【写真:Getty Images & AP】
英代表FWサカがラムズデールと冨安ら4バックを高評価【写真:Getty Images & AP】

英代表FWサカがGKラムズデールと冨安ら4バックを高評価

 アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが、チームの好調を支えるGKアーロン・ラムズデールと4バックから成る守備陣を「誇りに思える」と称賛した。新戦力が存在感を見せるアーセナルはプレミアリーグ7戦無敗(5勝2分)で、その間の失点はわずか「4」に抑えている。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。

 今季プレミアリーグ開幕3連敗と苦しいスタートを切ったアーセナルだが、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールや日本代表DF冨安健洋をスタメンに抜擢した第4節ノリッジ・シティ戦(1-0)で今季初白星を挙げると、そこから怒涛の3連勝。2つの引き分けを挟んでさらに2連勝を決め、7試合無敗を続けている。

 そんな好調のチームを支えているのが守備陣だ。ドイツ代表GKベルント・レノに代わって正GKに定着しているラムズデール、さらに右サイドバックの冨安と右センターバックのイングランド代表DFベン・ホワイトと3人の新戦力がレギュラーの座を掴み、DFガブリエウ、DFキーラン・ティアニーとともに強固な守備を築いている。ティアニーが負傷欠場した試合でも同じく新戦力のDFヌーノ・タバレスがきっちりと穴を埋める活躍を見せた。

 攻撃の要の1人であるサカは、その守備陣が快進撃の鍵だと感じているようだ。まずは直近のレスター・シティ戦(2-0)でMFジェームズ・マディソンの直接FKを左手1本で防ぐなど、脅威の反射神経と身体能力を発揮したGKラムズデールについて次のように語っている。

「(マディソンのFKは)僕が見ていた角度からは100%ゴールだったが、彼はそれをセーブした。その次のシュートも完全に決まったと思ったけど、彼はそれも防いだ。1本目も2本目も、彼がどうやってセーブしたのか僕には分からない。脱帽したよ。間違いなく彼は僕らのベストプレーヤーで、クリーンシートに値した。彼は絶好調で、みんなを驚かし続けている。今の状態を続けてほしい。彼は大きな違いを生み出している」

 加入当時はレノのバックアッパーと見られ、移籍金2400万ポンド(約37億円)も高すぎると懐疑的な声も挙がったラムズデールだったが、批判を払拭する活躍を見せている。さらに、サカは冨安を含む4バックに対してもラムズデール同様の賛辞を送っている。

「もちろんアーロン・ラムズデールはアメージングな活躍で僕らを救ってくれたが、同時にディフェンスの手柄でもある。彼らも素晴らしい仕事をしているよ。僕らは誇りに思っていいと思う。後半にレスターは攻め方を変えてきて対応が難しくなった。ラマーズ(ラムズデール)はゴールマウスで何度も救ってくれたが、4バックやその前にいるみんなが良い仕事をしてクリーンシートに貢献していた」

 開幕3試合で無得点に終わるなど序盤戦は不甲斐ない出来に終わったアーセナルだが、ディフェンスの安定とともに軌道に乗った。チームの“基盤”を築くチームメイトたちをサカは手放しで称賛していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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