森保ジャパンへの推薦状 元日本代表DFが推薦「11月に代表に呼んでほしい選手5人」
左サイドは単独突破を武器とする三笘、松尾を推薦
■三笘 薫
所属:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
ポジション:MF
年齢:24歳
今季リーグ戦:7試合3得点
日本代表通算:A代表未招集
「三笘に関して言えば、チームに合う合わないの前に、『なぜ呼ばないの?』という段階にある選手だと思います。招集しなければ活躍する確率は0%なわけで、ダメなら使わなければいいのかなと。東京五輪の(3位決定戦)メキシコ戦で単独突破からゴールを決めたプレーからも、いれば“一発ある感じ”が漂う。今の代表には1人で打開できるタレントがいない観点からも、期待が懸かる選手です」
■松尾佑介
所属:横浜FC
ポジション:MF
年齢:24歳
今季リーグ戦:25試合3得点
日本代表通算:A代表未招集
「松尾は1人で突破できる三笘タイプ。左(サイド)で持たせて、ドリブルでゴール前まで行けるし、走力と得点力もあります。年代別を含めて代表経験はない意味でも、ジョーカーとして面白い選手だと思います」
■鈴木優磨
所属:シント=トロイデン(ベルギー)
ポジション:FW
年齢:25歳
今季リーグ戦:4試合1得点
日本代表通算:2018年11月に初招集も負傷で辞退
「鈴木の魅力は、ゴール嗅覚と“何かをやりそうなオーラ”です。(周囲との)コンビネーションを構築していないので難しい面はあると思いますが、ベンチスタートでもがむしゃらにプレーしてくれる。やっぱりFWはああいうタイプでないと。大迫も素晴らしい選手とはいえ、どこか落ち着いてしまった印象もあるので、鈴木を試してもいいと感じます」
[プロフィール]
栗原勇蔵(くりはら・ゆうぞう)/1983年9月18日生まれ、神奈川県出身。横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2002年にトップ昇格。元日本代表DF松田直樹、同DF中澤佑二の下でセンターバックとしての能力を磨くと、プロ5年目の06年から出場機会を増やし最終ラインに欠かせない選手へと成長した。日本代表としても活躍し、20試合3得点を記録。横浜FM一筋で18シーズンを過ごし、19年限りで現役を引退した。現在は横浜FMの「クラブシップ・キャプテン」として活動している。
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(FOOTBALL ZONE編集部)