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「おかげで人の痛みや苦しみがわかる人間に」 家本審判員、勇退発表後の投稿に反響拡大
家本政明審判員がSNSでコメント
日本サッカー協会(JFA)が11月1日、家本政明審判員が今シーズンでトップリーグ担当審判員から勇退すると発表した。本人も自身のツイッターでファンへ向けて、改めてコメントを残してしている。
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現在48歳の家本氏は1996年に1級審判員に登録。2002年からJリーグ担当、05年から16年まで国際主審も務め、10年にサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた国際親善試合で日本人初の主審を経験。16年以降は国際主審を引退も、Jリーグなどで引き続き審判員を務めていたが、1日に今シーズン限りでトップリーグ担当審判員からの勇退を発表した。
家本氏は発表後、自身の公式ツイッターでコメントを公開している。
「いつも僕を温かく包んでくださる皆さま。皆さまのおかげで僕はサッカーの本質に気づき、自分を高め続けてこれました。そしていつも僕を批判してくださる皆さま。皆さまのおかげで僕は人の痛みや苦しみがわかる人間になれました。家本政明、審判卒業します。皆さま、本当にありがとうございました」
家本氏は先月30日、国内3大タイトルの1つであるルヴァンカップ決勝の主審も担当しており、その見事な試合捌きが注目を集めたばかりだった。長年Jリーグの審判界を支えてくれたベテラン審判員の勇退に、ファンからも惜しみの声が殺到。「心の底からリスペクトしています」「もっと観ていたかった」とこれまでの功績を称える声が集まっている。
また「発信してくれたことが嬉しかった」とSNS上で様々な発信を行ってくれた家本氏の行動にも称賛が届いており、家本氏の温かい人柄が今回のツイートの「皆さまのおかげで僕は人の痛みや苦しみがわかる人間になれました」という一言に現れているようだった。
(FOOTBALL ZONE編集部)