ロナウジーニョ伝説の一撃彷彿! ヘタフェFWの“模倣弾”に称賛「プスカシュ賞に値」

ヘタフェのトルコ代表FWエネス・ウナル【写真:Getty Images】
ヘタフェのトルコ代表FWエネス・ウナル【写真:Getty Images】

トルコ代表FWウナルが華麗なバイシクル弾でチームの勝利に貢献

 スペイン1部ヘタフェは、現地時間10月31日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節エスパニョーラ戦で2-1と勝利し、今季初白星を挙げた。トルコ代表FWエネス・ウナルが2ゴールを挙げる活躍を見せたなか、1点目のアクロバティック弾が反響を呼んでいる。

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 FWダリオ・ポベダと2トップを組んだウナルは、前半31分に魅せる。右サイドからのクロスが流れ、DFアマンクワー・アクルグが胸トラップしたボールを、ウナルがゴールに背を向けたまま右足でトラップし、そのまま右足でバイシクルシュート。鮮やかな一撃がゴール右隅に吸い込まれていった。

 ウナルは同点に追いつかれて迎えた後半11分にも勝ち越し点を決め、この日の2得点すべてを上げる殊勲の活躍。最下位に沈むチームに、今季12試合目でリーグ戦初勝利をもたらした。

 スペイン紙「マルカ」によれば、ウナルは試合後、1点目のバイシクル弾について、「ゴールだったのかさえ分からなかった。重要なのは勝ち点3を取ったこと」と語ったという。

「マルカ」紙は「ビジャレアル戦のロナウジーニョのゴールを模倣」と見出しを打ち、元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏が2006-07シーズンのリーガ・エスパニョーラ第12節・バルセロナ対ビジャレアル戦で決めた伝説のバイシクル弾を彷彿させるものだったと評した。また、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「プスカシュ賞に値する」と称え、トルコ紙「Fanatik」も「素晴らしいゴールショー」と伝えていた。

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