ベンゲル体制後「アーセナル補強ベスト5」 英メディア選出1位は「移籍金が格安」

アーセナルFC【写真:Getty Images】
アーセナルFC【写真:Getty Images】

ガーナ代表MFパーテイが第5位 「ゴールを挙げることをアルテタ監督も期待」と紹介

 アーセナルでは、1996年から2018年までアーセン・ベンゲル監督が長らく指揮を執り、数々のタイトルを獲得した。ベンゲル監督が退任した後は、ウナイ・エメリ監督、そして現監督でもあるミケル・アルテタ監督がチームを率いている。英メディア「プラネット・フットボール」は、ベンゲル監督後にアーセナルが行った補強に注目。18年夏の移籍市場から、21年夏の移籍市場前までに加入した選手たちからトップ5を選出した。

 第5位に入ったのは、ガーナ代表MFトーマス・パーテイ。20年夏の移籍市場最終日にアトレティコ・マドリードから加入し、加入直後から活躍を見せてオールド・トラフォードのマンチェスター・ユナイテッド戦(1-0)ではマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍を見せた。しかし、積極的にミドルシュートを放つ一方で、シュートが枠を捉えないことが多く批判を集めていた。「第9節のアストン・ビラ戦(3-1)で加入後初ゴールを挙げた彼が、定期的にゴールを挙げることをミケル・アルテタ監督も期待しているだろう」と、記事では伝えている。

 第4位には、19年の夏の移籍市場最終日にチェルシーから獲得した元ブラジル代表DFダビド・ルイス(現フラメンゴ)。多くのベテラン選手が去ったなかで、豊富な経験とリーダーシップをもたらした点が評価されている。その一方で、決定的なミスが目立ったマイナス点もあったが、若手の成長を助けたこともあり、昨シーズンまでだった契約満了までの貢献が評価されている。

 第3位には、18年夏に加入してチェコ代表GKペトル・チェフからポジションを奪ったGKベルント・レノが入った。現在は第2GKとなっているものの、19-20シーズンにはアーセナルの年間最優秀選手で第2位に入る活躍ぶりを見せた。当時、決して固くなかった守備を支えたことが評価されている。

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