アーセナル冨安、チーム3位「8点」の高評価 「安心感」「見事」海外メディアが喝采

アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:Getty Images】

7試合連続で先発出場したレスター戦でも安定したプレーを披露

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、10月30日のプレミアリーグ第10節レスター・シティ戦にフル出場し、2-0の勝利に貢献した。海外メディアの選手採点ではチーム3位タイの「8点」が与えられ、「安心感のある守備だった」と評価されている。

 イングランド代表DFベン・ホワイトのコンディション次第でアーセナルでは初めてセンターバックでの出場の可能性も報じられていた冨安だったが、右サイドバックで7試合連続のスタメン出場。強力なアタッカーを揃えるレスター相手に持ち前の守備力を存分に発揮した。

 データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、冨安は90分間のプレーでボールタッチ56回、クリア4回、インターセプト3回、ブロック1回、タックル1回を記録。なかでも光ったのは、2-0で迎えた前半31分のプレーだ。

 中盤と最終ラインの間のスペースで前を向いたレスターMFジェームズ・マディソンが前線のFWジェイミー・ヴァーディへスルーパスを狙う。冨安とホワイトの間を抜けてヴァーディの足もとへという場面だったが、冨安が右足を目いっぱいに伸ばしてカット。通っていれば決定機という場面をすんでのところで防いだ。

 衛星放送「ユーロスポーツ」は、試合速報の中で「冨安からエクセレントな守備」と称賛。また、米スポーツ専門局「ESPN」英国版は20分以上プレーした選手を対象に採点(10点満点)をつけており、好守連発で「10点」のイングランド代表GKアーロン・ラムズデール、ブラジル人DFガブリエウの「9点」に次ぐ3位タイの「8点」が与えられた。

「冨安はジェイミー・ヴァーディを狙ったスルーパスを見事に阻止。(ハービー・)バーンズとの興味深いバトルもある中で、安心感のある守備だった」

 冨安加入後、アーセナルはいまだ無敗(5勝2分)。その評価はうなぎ上りで上がっている。

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