「契約書に書かれる」 ムバッペ、母親が自国開催のパリ五輪参加容認が条件と発言

PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペ【写真:AP】
PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペ【写真:AP】

ムバッペの母親ファイザ・ラマリさんが契約条件に言及、パリ五輪は「彼の母国で開催」

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、現行契約が2022年6月までとなっており、シーズン終了後には移籍金なしでスペインの強豪レアル・マドリードと契約する可能性も伝えられている。そのなかで、ムバッペの母親が、母国フランスで開催される24年のパリ五輪の出場容認が次の契約の条件になると語った。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 17年夏にモナコからPSGへ移籍したムバッペ。加入以降、13得点→33得点→18得点→27得点と攻撃を牽引し、5シーズン目の今季もここまでリーグ戦5ゴールを挙げている。

 そのなかで、ムバッペはPSGとの22年6月までの契約が満了に近づきつつあり、契約延長の交渉もまだまとまってはいない。シーズン終了後に移籍金なしで相思相愛のレアル移籍も噂されるなか、ムバッペの母親ファイザ・ラマリさんはフランス紙「ル・パリジャン」のインタビューで、パリ五輪出場を認めてもらえるかがポイントになると見通しを語った。

「その条件は彼の契約書に書かれるでしょう。大会は彼の母国で開催される。PSGは彼を(大会に)出場させることに反対していない」

 パリ五輪はムバッペにとって自国開催。大会は7月26日から8月11日まで行われるが、同じ24年には6~7月に欧州選手権(EURO)の開催が予定されており、契約するクラブにとっても難しい決断となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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