左サイドバックとしてフル出場したDF吉田豊の手堅い守りに賛辞

　ルヴァンカップは10月30日に埼玉スタジアムで決勝が行われ、名古屋グランパスが2-0でセレッソ大阪に勝利して大会初優勝を飾った。テレビ解説を務めた元日本代表DF内田篤人氏は、DF吉田豊の手堅い守りに賛辞を送った。

　初優勝を狙った名古屋はスコアレスで迎えた後半2分、左コーナーキックからFW前田直輝が押し込み先制。同34分にはFWシュヴィルツォクのシュートがGKに弾かれたこぼれ球を拾ったMF稲垣祥が蹴り込んで、2-0で勝利した。

　チャンスを確実に生かした名古屋は、堅守も本領を発揮。左サイドバックとしてフル出場した吉田は、球際で激しく相手と渡り合い、ことごとくマイボールへ。闘志をみなぎらせ力強く戦っていた姿に、中継の解説を務めた内田氏は「名古屋を象徴しているような素晴らしい選手」と称えていた。