ミランが本田ライバル獲得に本格参戦? トットナムも狙うパレルモの左利きMFに再接近か
以前から噂に上がるバスケス 今季8得点7アシストをマーク
ACミランは日本代表FW本田圭佑の去就問題が注目されるなか、来季のトップ下候補として以前から噂に上がっているパレルモのイタリア代表MFフランコ・バスケス獲得に動いていることが明らかになった。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。
ミランの親会社フィニンベスト社は中国企業と株式売却交渉を続けているが、心臓弁の手術で入院中のシルビオ・ベルルスコーニ会長の代わりに、アドリアーノ・ガリアーニ監督が新監督候補の人選を進めている。そして、ミラン黄金時代に「ゾーンプレス」という当時革新的な戦術を生み出した名将アリゴ・サッキ氏の推薦で、エンポリのマルコ・ジャンパオロ監督が後任の有力候補に挙がっている。
今季10位に終わったエンポリのシステムは、ベルルスコーニ会長が偏愛するトップ下を置く4-3-1-2システム。エンポリではミランから移籍後、才能を開花させたリッカルド・サポナーラがトップ下で活躍したが、ミランは来季新たな司令塔獲得に動いているという。
記事では「バスケスが第一候補」とレポートされている。アルゼンチン生まれでイタリアのパスポートも所持するバスケスは、今季リーグ8得点7アシストと結果を出している。スピード、技術、パスセンスに優れるレフティーには、プレミア3位の強豪トットナムも獲得に乗り出していると英メディアにレポートされているが、ミランはトップ下の最有力候補として争奪戦に参戦することになるという。
page1 page2