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「今歴史を作っている」壮絶PK戦制し、コロンビア12年ぶりのコパ4強進出にハメスが歓喜の号泣
レアルで放出危機の崖っぷち 復権にかける思い
コロンビア代表はコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)準々決勝ペルー戦でスコアレスのまま突入したPK戦の死闘を制して準決勝進出を果たした。キャプテンを務めるMFハメス・ロドリゲス(レアル・マドリード)は勝利の瞬間、人目をはばからず号泣した。
前半20分にはカルドナの落としを受けたハメスがドリブルで持ち運び、効き足ではない右足で思い切ってミドルシュートを放つ。このシュートは鋭い弾道で相手GKの手を通り越したものの、ポストに直撃して先制ゴールとはならなかった。その後もナンバー10のエースはコロンビアの攻撃を活性化させようと奮闘したが、90分間をスコアレスで終え、PK戦へともつれこんだ。
ハメスは重圧のかかる最初のキッカーを任され、会場のファンは固唾を飲んで見守ったが、しっかりとゴール右隅へ成功。この勢いに乗ってコロンビアは4人全員が成功させた。ペルーが3人目と4人目が立て続けに失敗したことで、12年ぶりとなる準決勝進出を果たした。
死闘を勝ち上がったコロンビアイレブンが歓喜に沸く中でハメスは目を潤ませ、ホセ・ペケルマン監督と熱い抱擁を繰り返した。感情を爆発させたハメスは、コロンビアのテレビ局「カラコルTV」のインタビューに応じた。
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