ユナイテッド、コンテ氏招聘の可能性消滅か 英メディア指摘「興味を失っている」
スールシャール監督の後任候補へ浮上も、金額面がネックと現地報道
マンチェスター・ユナイテッドは成績不振によってオレ・グンナー・スールシャール監督解任が噂され、その後任として前インテル指揮官のアントニオ・コンテ氏が有力視されていた。しかし、英紙「デイリー・スター」は「マン・ユナイテッドは高過ぎるアントニオ・コンテへの興味を失っている」と、金額面がネックとなって候補から外れた可能性を指摘している。
ユナイテッドは今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやフランス代表DFラファエル・ヴァラン、イングランド代表MFジェイドン・サンチョら大型補強を敢行。開幕5試合は4勝1分と順調な滑り出しだったが、その後は4戦連続で勝利から遠ざかり、直近のリバプール戦は本拠地オールド・トラッフォードで0-5という屈辱の敗戦を喫した。
リーグカップでも3回戦で敗退するなど不安定な戦いが続くなかで、スタイルのなさを批判されているスールシャール監督の解任論も過熱していた。そこで浮上していたのが昨季までインテルを指揮していたコンテ氏招聘の噂だったのだが、ユナイテッドはこのイタリア人指揮官への興味を失いつつあるという。
その理由は高すぎる金銭的なコストのようで、52歳のコンテ氏は2025年までの契約を要求し、そのためにかかる費用は年間1800万ポンド(約28億円)にもなると推定されている。このことから「アントニオ・コンテはレッドデビルズのレーダーから外れた」という。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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