バルサFW、クーマン解任で放出候補に 今夏加入も…わずか2カ月で戦力外の可能性浮上

バルセロナでプレーするFWルーク・デ・ヨング(写真左)【写真:AP】
バルセロナでプレーするFWルーク・デ・ヨング(写真左)【写真:AP】

FWルーク・デ・ヨング、クーマン前監督の退任で“居場所なし”と現地報道

 今夏にセビージャからバルセロナに加入したオランダ代表FWルーク・デ・ヨングは同胞ロナルド・クーマン前監督の解任により、早くも退団の可能性が高まっているようだ。スペイン紙「スポルト」が報じた。

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 身長188センチの長身FWは8月のマーケット最終日にクーマン監督の肝いりでバルセロナへ期限付き移籍。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの抜けた前線の新たなオプションとしてチームに加わった。ここまでリーグ戦6試合(スタメン2試合)に出場し、1得点をマークしている。

 しかし、同選手はクーマン前監督の退任によって早くも居場所を失うことになりそうだ。スポルト紙は「誰にも理解されなかったが、ロナルド・クーマンが推薦した土壇場の新戦力だった。ルーク・デ・ヨングは夏の移籍マーケット最終日にセビージャからレンタルでバルサにやってきたが、オランダ人監督が去ったことで確実に窮地に立たされている」として、デ・ヨングが今後のバルサの計画には入っていないと伝えている。クラブは冬の移籍市場での放出を検討しており、トルコのクラブからオファーが届く可能性があるという。

 バルセロナではクーマン前監督の後任としてアル・サッドのシャビ・エルナンデス監督就任が確実視されているが、新しいチームでデ・ヨングが活躍する望みは薄いようだ。31歳のストライカーは、ステップアップの移籍からわずか2カ月で戦力外という悲劇に見舞われている。

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