ローマ率いるモウリーニョ監督、冬に最低3人獲得? スイス代表MFらリストアップか
フェイエノールトのDFペデルセン、ボルシアMGのMFザカリアらがターゲット
今季からイタリア・セリエAの名門ASローマの監督に就任したジョゼ・モウリーニョ監督は、冬の移籍市場で3人の補強を狙い、3ポジションの強化を図っているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ローマは米フリードキン・グループがバックに付き、今季から“スペシャル・ワン”ことモウリーニョ監督を招聘した。その質実剛健なサッカーの志向からも、名将ファビオ・カペッロ氏に率いられて、当時のイタリア代表FWフランチェスコ・トッティやブラジル代表DFカフー、アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータや日本代表MF中田英寿も所属したリーグ優勝の再現を期待する声もある。
その立ち上がりは9試合を終えて5勝1分3敗で4位と決して悪くはない。しかし、1試合消化が多いものの9勝1分で首位に立つACミランとは勝ち点差12という大差がついている。
フリードキン・グループは「ローマをイタリアとヨーロッパの両方で高いレベルの競争力を取り戻したいと考えている。このプロセスは長く、市場への賢い投資が必要になる」と一朝一夕には目標を達成できないと指摘するものの、モウリーニョ監督は冬の移籍市場において「少なくとも3人の選手(右サイドバック=SB、センターバック=CB、セントラルミッドフィルダー=CMF)を獲得する予定だ」とレポートした。
そのターゲットは、オランダの名門フェイエノールトに所属する2001年生まれのノルウェー人、右SBのDFマルクス・ペデルセン、ボルシアMGのスイス代表MFデニス・ザカリアがすでにリストアップされ、ザカリア獲得にはすでに500万ユーロ(約6億5000万円)の予算が確保されているという。
また、スペインの強豪レアル・マドリード所属のMFダニ・セバージョスはクラブの強化部門から提案があったものの、よりフィジカルの強いタイプの選手をモウリーニョ監督は求めているという。
残り2カ月ほどの期間で冬の移籍市場に向けた戦略も固めていくことになるなか、米国資本を背景に復権を狙うローマとモウリーニョ監督はどのようにターゲットを定めていくのか注目される。
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(FOOTBALL ZONE編集部)