“最速失点”、”50年ぶり”大敗… リバプール戦完敗のマンUが喫した不名誉な記録たち
ユナイテッドとリバプールの対照的な記録に注目
マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間24日に行われたプレミアリーグ第9節リバプール戦で0-5と大敗を喫した。ユナイテッドは7位に後退し、オレ・グンナー・スールシャール監督をはじめ、選手たちにも多くの批判が寄せられる結果となった。
前半5分でギニア代表MFナビ・ケイタが先制ゴールを決めると、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ、エジプト代表FWモハメド・サラーの2得点でリバプールが前半のうちに4点をリード。後半5分にはサラーがハットトリックとなるチーム5得点目を奪った。
英サッカー情報サイト「Squawka」が、この試合で生まれた「15」の驚異的な記録を紹介している。
ユナイテッドの本拠地、オールド・トラッフォードで0-5の敗戦は1955年のマンチェスター・シティ戦以来であり、ケイタが決めた先制ゴールはリバプールにとってオールド・トラッフォードでの“最速ゴール”となった。
前半で試合が決着してしまったような展開だったが、オールド・トラッフォードでの前半だけで4失点を喫したのも初だった。
この日ハットトリックでチームの快勝に貢献したサラーは、プレミアリーグで通算167試合に出場して107得点に到達。元チェルシーのコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が保持していた通算104点の記録を上回り、アフリカ出身選手としてはプレミアリーグで歴代単独最多ゴールを記録した選手となった。
サラーはアフリカ出身選手としてのプレミアリーグ歴代最多ゴール記録に加え、オールド・トラッフォードで3戦連続ゴールを決めた史上初のリバプールの選手にもなった。ユナイテッドに対して不名誉な統計が多く見られるなか、リバプール側からすると偉大な記録が誕生した一戦でもあった。
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