名将モウリーニョ、退席処分後の“ガラス窓よじ登り&指示”に英注目 「ベスト監督」
ローマはナポリと0-0、退席後にモウリーニョ監督がガラス窓をよじ登り指示を送る
イタリア1部ASローマは現地時間24日に行われたセリエA第9節でナポリと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。この一戦で2度の警告により退席処分となったローマのジョゼ・モウリーニョ監督の退場後の行動が海外メディアに注目されている。
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現在4位のモウリーニョ監督率いるローマは、開幕からリーグ戦8連勝中の首位ナポリをホームに迎え撃った。試合はローマが勢いを持って攻め込むも得点が奪えないでいると、好調のナポリが徐々にボールを支配し始める。しかし、モウリーニョ監督のナポリ対策がハマり、お互いチャンスを作るもののネットを揺らすことができず、0-0のスコアレスドローで終わった。
モウリーニョ監督は前半19分、相手にファウルが与えられた場面で抗議による1枚目のイエローカードを受ける。さらに後半36分にはローマMFニコロ・ザニオーロが倒されるもファウルをもらえず、モウリーニョ監督は激怒してボトルをキック。そして、2枚目のイエローカードにより退席処分となった。
話題となったのは、その後の行動だ。退席処分となったモウリーニョ監督はロッカールームに引き上げることはなく、ベンチの後ろへ。そこで試合を見ているだけではなく、スタンドとベンチを隔てるガラス窓をよじ登り、指示を送っていたのだ。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「退席処分を受けたが、モウリーニョはチームを指揮しようと最善を尽くした」と取り上げ、モウリーニョ監督本人は自身のインスタグラムに動画付きで「チケットを持っていないが、素晴らしいフットボールの試合を見たい時」と綴って投稿。ファンからは「さすがミスター」「ベスト監督」「これぞモウリーニョ」とコメントが寄せられている。
ナポリのリーグ戦全勝記録を止め、さらに試合以外でも話題となるモウリーニョ。ローマでも”スペシャル・ワン”は健在だ。