王者スペインの華麗な攻撃が爆発! トルコに3発快勝で16強進出を決める
FW陣が結果を残し、2連勝でGL突破
連動するパスワークがゴールラッシュを呼んだ。スペインは欧州選手権(EURO)グループリーグ第2戦のトルコ戦に臨み、FWアルバロ・モラタの2ゴールなどで3-0と完勝。フランス、イタリアに続く決勝トーナメント進出を決めた。
スペインは初戦チェコ戦とまったく同じスタメンで臨んだ。しかし立ち上がりの前半2分にDFセルヒオ・ラモスがいきなり警告を受ける展開となった。10分、DFジョルディ・アルバの低弾道クロスから得たCKを、DFジェラール・ピケが頭で合わせたが叩きつけすぎてしまい枠を逸れた。一方のトルコも、同26分に“欧州最強のFKキッカー”とも称されるMFハカン・チャルハノールが、ゴール前約25メートルの位置で得た直接FKでシュートを放つなど応戦した。
スペインの攻撃が爆発したのは同34分だった。アルバが深い位置まで入り込んでマイナスに戻すと、ボールを受けたFWノリートが即座にクロス。これをモラタが難しい体勢ながら頭ですらせると、ゴールネット右隅へと収まる。連動したサイドアタックでスペインが1-0とスコアを動かした。
“ラ・ロハ”の勢いは止まらない。先制点から3分後、MFセスク・ファブレガスの浮き球パスをトルコDFメフメト・トパルがクリアしきれず、裏へと受け出たノリートのもとへボールが落ち、これをボレーで叩いて追加点をゲットした。スペインが理想的な形で2点をリードし前半を折り返した。
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