コンテ氏がマンU監督就任ならポグバの去就に影響? 過去に共闘、交渉進展の可能性も
スールシャール監督の後任にコンテ氏と報道、監督人事でポグバの去就に影響も
イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは、オーレ・グンナー・スールシャール監督の解任説と、後任にアントニオ・コンテ氏が就任する可能性が報じられている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、その人事がフランス代表MFポール・ポグバの去就に与える影響を報じた。
スールシャール監督は、24日の第9節リバプール戦前の時点ですでに去就問題が浮上するほど成績の面で苦しんでいたが、0-5という大敗は大きな影響を与えたようだ。すでにユナイテッド上層部ではスールシャール監督の処遇についての話し合いがもたれているという。
解任に備えた動きはスタートしており、その第一候補がコンテ氏だという。昨季はイタリア・セリエAでインテルを率いて10シーズンぶりの優勝に導いたが、インテル自体の財政難もあり1シーズンで退任。過去にはユベントスやイタリア代表の他、プレミアリーグではチェルシーの監督を務めた実績がある。
そして、このコンテ氏就任の動きで最も影響を与えそうなのがポグバだという。それというのも、ポグバとコンテ氏はユベントス時代に監督と選手の関係でタッグを組み、不可欠な戦力として最も得意な左インサイドハーフの位置で重宝された関係にある。ポグバにとってコンテ氏は歓迎すべき指揮官だという考え方はしやすいだろう。
実際にそのようにポグバが不可欠な戦力としてユナイテッドの今季で起用されるようになれば、難航している契約延長交渉が一気に進展する可能性を指摘している。リバプール戦では大敗の引き金になった退場処分があったように、ユナイテッドでは少なからず批判を受けることの多いポグバだが、コンテ氏が監督就任となれば状況が大きく変わる可能性を秘めている模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)