新生ニューカッスル、“シティやPSG級”の大型補強か 強化資金は3年910億円
サウジアラビア資本の注入により冬の移籍市場から動きがある可能性も
イングランド1部のニューカッスルに先日、サウジアラビア資本が注入された。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、それによって注入される強化資金はこれから3年間で7億ユーロ(約910億円)に達すると報じている。
ニューカッスルに関しては、今月7日にサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の主導で、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツアンドメディアからなるグループが買収を発表。すでにスティーブ・ブルース監督も解任し、チーム作りは新たな局面に入ろうとしている。
現在はリーグ戦9試合消化で4分5敗の勝ち点4(リーグ19位)とプレミア残留へ向けて、すでに冬の移籍市場から大きな補強が行われる可能性が高まっているニューカッスルだが、そのための資金には事欠かない。
レポートでは、ニューカッスルはファイナンシャル・フェアプレー規定に引っ掛からないように使える金額だけで、これから3年間で7億ユーロの資金を確保できるという。その気になれば、チームのほとんどの選手を入れ替えてトップクラスのクラブを作ることすら可能になる金額だ。
もっとも1シーズンごとに使用できる金額はあるため、いきなり7億ユーロの“まとめ買い”というわけにはいかないが、かつてプレミアリーグでチェルシーやマンチェスター・シティ、欧州規模ならフランスの強豪パリ・サンジェルマンが一大補強に打って出た時期のような大きな嵐が吹き荒れる予兆がすでに生まれている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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