バイエルン、レアルなどを上回りわずか4敗 2021年で最も負けていない古豪チームは?
ペジェグリーニ監督率いるベティスが公式戦39試合でわずか4敗
今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは、バルセロナが不振に陥っている。レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードは、変わらぬ強さを見せている一方で、快進撃を見せているチームもある。過去10年で最高のスタートを切ったことで注目されるのが、ベティスだ。スペイン紙「マルカ」は、5大リーグのクラブの中で、2021年の敗戦が最も少ないクラブであることを紹介している。
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ベティスは2020-21シーズンから3年計画を建てて、レアルやマンチェスター・シティでも指揮を執ったマヌエル・ペジェグリーニ監督を招聘した。就任から15カ月で、その成果はしっかり出ているようだ。
2021年に入ってからの成績を見ると、ベティスは公式戦39試合を戦い21勝14分4敗となっている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を戦っていないことに加え、引き分けも多いが、敗戦数の少なさは際立つ。
20-21シーズンのブンデスリーガを制したバイエルンが42試合で32勝5分5敗、20-21シーズンのセリエA優勝のインテルが40試合で26勝9分5敗、20-21シーズンのリーガで2位だったレアルが42試合で26勝10分6敗、20-21シーズンのプレミア王者であるシティが43試合で34勝2分7敗、そしてパリ・サンジェルマンが公式戦47試合で33勝6分8敗となっている。
記事では、ペペ・メル監督が率いて開幕4連勝を果たした12-13シーズンに次ぐ好スタートを切っていると紹介。ペジェグリーニ監督が就任してからの全56試合で28勝(50%)15分(27%)13敗(23%)という成績である一方、13敗のうち9敗が20年8月から12月の間に喫したものであると伝えている。
そして「今年の頭から、ベティスはどんな相手にとっても、どの大会においても、最も負かすのが難しいチームの一つとなっている」と、データを基に報じた。11月の国際Aマッチデーまで、バレンシア、アトレティコ、セビージャとのリーグ戦3試合に加え、UEFAヨーロッパリーグではドイツのレバークーゼンと対戦する。05-06シーズンを最後にCLの舞台から遠ざかっている古豪にとって、真価を問われる期間になりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)