デ・ブライネ級の美アシスト リバプール主将を元英代表FW称賛「シーズン最優秀パスの一つ」
ヘンダーソンがマンU戦で決めた美アシストをイアン・ライト氏が称賛
リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、現地時間24日に行われたプレミアリーグ第9節マンチェスター・ユナイテッド戦(5-0)でエジプト代表FWモハメド・サラーのハットトリックを演出する極上アシストを決めた。元イングランド代表FWは、「シーズン最優秀パスの一つ」と称賛している。
敵地オールド・トラッフォードで歴史的な大勝を飾ったリバプール。ゴールラッシュとなったなかでも、とりわけ話題になったのが、4点リードで迎えた後半5分の得点シーンだ。
自陣寄りのセンターサークル内で、相手MFポール・ポグバとFWロベルト・フィルミーノがマッチアップ。そこへ駆け寄ったヘンダーソンがボールを拾うと、ハーフウェーライン付近からスルーパスを供給する。右足のアウトサイドから放たれたパスは相手守備陣の間を見事にすり抜け、そのまま前線右サイドを抜け出したサラーのもとへ。これを受けたサラーがゴールへ沈めてハットトリックを達成した。
試合のライブ映像ではこのシーンをピッチの横から眺める形となっていたが、リバプールの公式YouTubeチャンネルは縦、斜め後方、背後など様々なアングルからの映像を公開。パスの軌道がいかに美しいものだったがはっきりと分かる。
アーセナルなどで活躍した元イングランド代表FWイアン・ライト氏は、英公共放送「BBC」で、「サラーへの彼のアシストは、シーズン最優秀パスの一つだ。もし(マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・)デ・ブライネがやったら、みんなそう評価していただろう」と語り、リバプール主将ヘンダーソンのプレーが過小評価されていると見解を述べていた。
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