「ブラジルに戻る可能性が高い」 川崎助っ人FW、契約満了後の動向に母国注目
L・ダミアンを「海外で成功している」元フラメンゴの選手として母国メディアが紹介
川崎フロンターレの元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、今季リーグ2位の17ゴールを挙げ、首位を走るチームを牽引している。2022年1月1日で契約が切れるとも海外メディアで報じられるなか、ブラジルメディア「UOL」は「来年1月にブラジルのビッグクラブに戻る可能性が非常に高い」と伝えている。
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2012年のロンドン・オリンピックで得点王(6得点)に輝いたL・ダミアンは、19年に名門インテルナシオナルから川崎へ完全移籍で加入。来日2年目の昨季リーグ戦で13得点(34試合出場)をマークしてリーグ制覇へ貢献すると、今季もここまで17得点(30試合出場)を挙げる活躍を見せている。
ブラジルメディア「UOL」は「海外で成功している元フラメンゴの選手7人」と見出しを打ち、「ブラジルは才能の輸出大国だ。国内のビッグクラブに在籍する選手の大半は、海外移籍の可能性を見据えた契約にサインしている。ブラジルを離れたあともヨーロッパやアジアでキャリアを続けているのは今や通例だ」と特集を組んだ。
記事では、ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表FW/レアル・マドリード/21歳)、ルーカス・パケタ(ブラジル代表MF/リヨン/24歳)、ジェルソン(ブラジル代表MF/マルセイユ/24歳)、グスタボ・クエジャール(コロンビア代表MF/アル・ヒラル/29歳)、エンヒキ・ドゥラード(ブラジル人FW/河南嵩山龍門/32歳)、ラファエル・ヴァス(ブラジル人DF/アル・ホール/33歳)の名前が挙がったほか、2016~17年にブラジルの名門フラメンゴに所属していたL・ダミアンの“その後”に注目している。
「フラメンゴでは12カ月だけ在籍し、2017年には州チャンピオンとなった。ダミアンは日本移籍でトップフォームを取り戻した。川崎フロンターレですでに5つのタイトルを獲得し、公式戦50ゴール以上をマーク。今季もリーグ2位の得点数を挙げ、もう一つのチャンピオントロフィーを掲げようとしている。アジアでの成功と年末までの契約により、来年1月にブラジルのビッグクラブに戻る可能性が非常に高い」
ブラジルメディア「TNT SPORTS BRAZIL」は先日、「ダミアンは日本でのプレーを一番に希望している」「ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、さらにはアメリカのサッカーリーグであるMLSのクラブからもオファーを受けている」と伝えていたが、日本で充実のキャリアを過ごす32歳のストライカーは、どのような決断を下すだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)