「ジャッジリプレイで取り上げて」 京都の“幻のゴール”に検証要望の声「重大な見落とし」
J2にはVARが導入されておらず、レフェリーのノーゴール判定で決着
京都サンガF.C.は、J2リーグ第35節レノファ山口戦で1-1と引き分けた。同点で迎えた試合終盤にDFヨルディ・バイスの強烈なシュートがゴールラインを割ったかにも見えたが得点は認められず、SNS上では「#ジャッジリプレイで取り上げて」のハッシュタグとともに、検証を呼び掛ける声が相次いでいる。
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ジュビロ磐田と熾烈な優勝争いを繰り広げる2位・京都は、17位・山口をホームに迎え撃った。後半2分にFW宮吉拓実のゴールで先制するも、同34分に同点弾を被弾。その後、両チームとも勝ち越し点を奪えず、1-1のままタイムアップとなった。
しかし、京都は後半43分に決定機があった。敵陣ペナルティーエリア内でFWピーター・ウタカがキープし、中央へ横パス。途中出場のFWイスマイラが落とし、走り込んできたバイスが右足を振り抜く。強烈なシュートはクロスバーに当たり、ゴールラインの内側に落ちたかと思われたが、ゴールは認められず、山口GK関憲太郎がピッチ内に跳ね上がったボールをキャッチした。
スタジアムも騒然となったシーンは、スポーツチャンネル「DAZN」のハイライトでも収められ、スローで映し出された落下地点はゴールラインの内側のように見える。それだけに、「#ジャッジリプレイで取り上げて」とJリーグの気になる判定をJリーグ副理事長の原博実氏らが徹底討論する番組名のハッシュタグをつけたツイートが急増している。
「重大な見落とし」
「VARがあれば…と思うけど」
「なぜノーゴールになったのか解説お願いします」
「この案件を、VARが実装されてないスタジアムでどのように防ぐか?」
「泣きそう」
仮に勝ち越し点が決まって勝利していれば、首位・磐田と勝ち点74で並んでいただけに、“幻のゴール”はいっそう注目を集める結果となっている。