「並外れている」 ドルトムントの18歳新星、DF3人翻弄→“圧巻”ゴラッソが話題
英代表ベリンガム、ビーレフェルト戦の得点シーンに海外注目
ドルトムントでプレーするイングランド代表MFジュード・ベリンガムがピッチで鮮やかに舞った。現地時間23日のブンデスリーガ第9節アルミニア・ビーレフェルト戦(3-1)に先発フル出場した18歳は軽やかなステップのドリブルでDF3人の包囲網を突破し、チップシュートでフィニッシュを飾った。その技術の高さが称賛されている。
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2連勝中の中で迎えたアウェーゲーム。ドルトムントは前半31分にドイツ代表MFエムレ・ジャンがPKを決めて先制すると、同45分にはドイツ代表DFマッツ・フンメルスのゴールで点差を広げた。そして迎えた後半27分、ベリンガムが個人技でダメ押しゴールを奪う。
ドイツ代表MFマルコ・ロイスからフリーでパスを受けたベリンガムはゴール右斜め45度の位置でキックモーションに入る。ブロックに来たDFをキックフェイントで難なくかわすと、そのままボックス内に侵入。右に左に細かいステップを踏みながらのドリブルでさらに2人のDFを抜き去ると、最後は左足のチップシュートでGKの肩口を抜いた。シュートはネットを揺らす前にクリアされたが、ゴールラインを割っていたため得点が認められた。
まるでダンスを踊るかのような軽やかな動きで相手を翻弄したベリンガムをブンデスリーガ公式ツイッターは「並外れている。ベリンガムはこの世のものとは思えない」と絶賛。米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」公式ツイッターも「18歳のベリンガムはディフェンス全員を振り切って得点」とその個人技の高さに脱帽。英衛星放送「スカイ・スポーツ」も「センセーショナルなソロゴール」として伝えるなど、各国メディアが惜しみない賛辞を送っている。
2019-20シーズン、フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が似たような位置からのドリブルでDF3人を抜き去り、FWアンドレ・シウバのゴールをお膳立てした一連の流れはその年のベストゴールの一つに選ばれたが、それを彷彿とさせるベリンガムのゴラッソも今季のベストゴールの一つと言っても過言ではないだろう。