「Jリーグから」 セルティック監督、古巣の愛弟子FW前田大然の獲得に言及
「ここに来たいと望む選手であることも重要だ」と相思相愛の必要性を強調
スコットランド1部セルティックでは、今夏の移籍市場でヴィッセル神戸から獲得した日本代表FW古橋亨梧が大活躍を見せている。移籍には、今年6月まで横浜F・マリノスで指揮を執っていたアンジェ・ポステコグルー監督の意向が強く反映されたが、1月の移籍市場では古巣から愛弟子であるFW前田大然の獲得に動くと現地では報じられた。この噂について、ポステコグルー監督がコメントしている。スコットランド紙「デイリー・レコード」が報じた。
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今シーズンのJリーグで18得点を挙げ、得点ランクのトップに立っているストライカーの獲得について、質問されたポステコグルー監督は、「肯定も、否定もできない。私がJリーグについてよく知っていることは間違いないし、そこにアドバンテージはある」と認めつつも、補強を日本からに限定するつもりもないとコメントした。
「特に私は大然のことをよく知っている。横浜F・マリノスに連れて来たのは私だからね。だが、現時点ではっきり言えるのは、獲得に向けて進展している交渉はない。私たちは、情報を遠くから、広く集めていて、Jリーグからの獲得に限定するつもりはない」
そして、「私たちのシーズンの序盤戦、そして若い選手たちのプレーぶりによって、私たちは選手たちにとって魅力的な行き先になっただろう。だが、急ぐことはしないよ。1月にチームを強化しようとしているし、そうするだろう。私たちはそのプロセスをスタートさせたが、急いでいない。どのようなビジネスを行うことになっても、前回の移籍市場のような混沌としたものにはならないよ」と、10人以上を補強した夏の移籍市場に対し、冬の補強は慎重になる考えを明らかにしている。
古橋を獲得する際には、自身の持つ知識だけではなく、周囲へのリサーチも明かした指揮官は、「ここに来たいと望む選手であることも重要だ」と付け加えている。
「例えばジョタや亨梧といった選手が決意をする時、セルティックに来るように強要するような話は一切なかった。ここが彼らにとって、最も好ましい行き先だった。それは重要なことだ」
1月の補強に対する自身の考えを明確にしたポステコグルー監督。果たしてセルティックは日本から再び選手補強を行うのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)