バルサの救世主となるか アグエロ、初のクラシコへ明かした覚悟「もし負けたら…」
レアルとの一戦は特別と強調「勝てば、ファンにプラスアルファを与えられる」
バルセロナとレアル・マドリードが対戦する今シーズン最初の「エル・クラシコ」が24日に行われる。今季、バルセロナに加入したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、自身にとって初のクラシコを前に「最大限に楽しみたい」と意気込みを語っている。スペイン紙「スポルト」が報じた。
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今季のリーグ戦を5勝2分1敗で2位のレアルに対し、バルセロナは4勝3分1敗の7位。バルサにとっては流れを変える一戦にしたいところ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも2連敗スタートと苦しんでいるバルセロナだが、現在は17日のバレンシア戦(3-1)、20日のCL第3節ディナモ・キエフ戦(1-0)と公式戦2連勝中だ。
アグエロは、加入前からクラシコ時にはバルセロナの勝利を願っていたという。「クラシコに勝利することは、とても特別だ。それは人々の記憶に残るし、それが僕の求めていることだ。外からクラシコを見ていた時、美しい、特別な気持ちになった。僕は常にバルサの勝利を願っていたよ。メッシのためにもね」と、親友であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)とともにバルサを応援していたと語った。
これまでもアトレティコ・マドリードやマンチェスター・シティの選手として、ダービーマッチを戦ってきたアグエロは、「僕は、常に人々のことを思って戦ってきた。チームが勝てば、ユニフォームを着て街に出て行き『ダービーに勝った』と言える。勝てば、ファンにプラスアルファを与えられる。ためらわずにユニフォームを着られるんだ。もし負けたら、家から出たくなくなる。アルゼンチンでは、そういうものなんだ」と、話している。
長らく両クラブを牽引してきたメッシ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)がチームを離れた中で行われる初めてのクラシコとしても注目される一戦。アグエロは、クラシコ3連敗中のバルセロナにとって、救世主となる活躍ができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)