「罠に嵌められた」 チェルシー指揮官、ハーランド関心報道の真相説明「まるで我々が…」
チェルシーがハーランド獲得関心と報道も… トゥヘル監督が自身の発言について言及
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得に関心を示すような発言が報じられたが、これについてドイツメディアから「罠に嵌められた」とし、自身の発言の真意を明らかにした。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
ドルトムントでゴール量産中のハーランドに関しては、多くのビッグクラブが獲得を狙っているとされ、チェルシーもその争奪戦の中にいるクラブの一つだと言われている。
そうしたなかでトゥヘル監督はドイツ誌「シュポルト・ビルト」のインタビューで「移籍期間中も含めて何度か話をした」とコメントし、獲得に関して定期的にコンタクトを取っていると語る。エースのベルギー代表FWロメル・ルカクとの2トップという可能性についても言及するなど、獲得の可能性が示唆される発言として注目を集めることになったが、指揮官は自身のコメントが飛躍した形で報道されていたと主張している。
「罠に嵌められたよ。私はドイツの新聞社から賞をもらったんだ。そこである選手(ハーランド)について尋ねられた。普段、私は他のチームの選手について話すことはないが、この賞を受賞した時には『その質問には答えたくない』とは言わず、代わりに冗談でルカクとのダブルストライカーの話をしたんだ。それがまるで我々がオファーを出したかのようになってしまった。そういう文脈があったのだけど、もっとよく理解するべきでした」
レアル・マドリードやマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンなど錚々たるクラブが獲得を狙っているハーランド。チェルシーにとっても魅力的な選手であることは間違いないはずだが、獲得に関して具体的な話し合いが進行しているということはないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)