久保の「状態は良い」 マジョルカ監督が回復状況に言及「1カ月なのか、1カ月半なのか…」
ルイス・ガルシア監督がバレンシア戦の前日会見で言及
スペイン1部マジョルカのルイス・ガルシア監督が22日、翌23日に行われるリーガ・エスパニョーラ第10節バレンシア戦に向けた記者会見に登壇。膝の負傷で離脱している日本代表MF久保建英について、「状態は良い」と語った。
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久保は9月22日のリーガ第6節レアル・マドリード戦(1-6)に出場するも前半のみの途中交代。本人はインスタグラムで膝を負傷したことを明かし、同26日での第7節オサスナ戦(2-3)では松葉杖姿で試合を観戦する久保の姿も捉えられていた。
スペインメディア「Okdiario」は、初期診断で全治1カ月半と見られ、「実際にそうなりそうな見通し」と伝えていたなか、マジョルカのルイス・ガルシア監督は、10月14日に行われた記者会見で、「来週には自分の足で歩くことになる」と松葉杖が取れる予定だと説明。一方で、同じく負傷離脱しているスペイン人DFアントニオ・ライージョと比較して「回復までの見通しが遅れているわけではない」としつつも、具体的な復帰時期に関しては明言を避けていた。
そのなかで、マジョルカ公式YouTubeチャンネルは10月20日に「タケ・クボがジムで練習再開」と題した動画を公開。1分26秒の映像では、久保が松葉杖なしで、ゆっくりながらも自らの足で動いてメニューをこなし、足を固定しての体幹トレーニングなども消化しており、「タケ・クボはピッチでチームメートと練習に戻る前の第2段階をスタートさせた。タケ・クボは膝の手術をしていない。リハビリは当初の予定通りに進んでいる。しっかり練習して行こうぜ、建英!」と補足している。
さらに、ルイス・ガルシア監督は記者会見で、「久保の状態は良い。この先の見通しは分からないが、1カ月なのか1カ月半なのか、2カ月なのか」と語った。指揮官からこれまで「1カ月」のフレーズが出たのはこれが初めてだが、まずは慎重に完治させたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)