長友がアギーレジャパンの守備整備に意欲 「正直まだアギーレ監督の要求する守備すべてを把握しきれていない」
「しっかりと忠実に守ってプレーしていきたい」
日本代表DF長友佑都(インテル)が10日のジャマイカ戦、14日のブラジル戦でハビエル・アギーレ監督の求めるディフェンスを構築することに全力を尽くすことを誓った。
「まだ始まったばかりなので、正直まだアギーレ監督の要求する守備っていうのはすべてを把握しきれていない。今度また代表合宿でアギーレ監督から細かいところを指示されると思うので、そこをしっかりと忠実に守って、プレーしていきたいと思います」
ブラジルワールドカップ1次リーグ敗退後に発足したアギーレジャパンは、9月5日のウルグアイ戦、同9日のベネズエラ戦という親善試合2試合を戦ったが、いまだ準備期間が短く、守備面のコンセプトはまだ選手に浸透していない。国際経験のない新戦力をいきなり抜擢した混乱もあり、ウルグアイ戦は0-2負け。ベネズエラ戦も2-2ドローと失点を重ねている。
一方で、来年1月にはアジアカップが待っている。2連覇を狙う国際大会では、ウルグアイ戦やベネズエラ戦のような安易な失点は命取りになる。今回もアギーレ監督は鹿島DF昌子源ら若手を招集しており、新戦力を見極めながら、チームを構築していく構えだ。
「若い選手がしっかり出て来れば、もちろんチームは活性化されて、競争もできる。代表にとっても凄くいいと思う。僕自身しっかりとやるべきことやって、日々の練習からトレーニングに励むことしかできない」
インテルでもキャプテンを任されるほどのリーダーシップを持つ男はまずピッチ内外で全力を尽くす姿を後輩に示して新たな代表チームを導いていくつもりだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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