EURO2試合連続不発のレバンドフスキ バイエルンDFコンビに封殺されて「ドイツをリスペクトし過ぎた」と後悔

得点率46%のお得意様のノイアーから決められず

 一方、レバンドフスキはバイエルンの同僚ジェローム・ボアテングと来季バイエルンに加入するマッツ・フンメルスという鉄壁DF陣を前に沈黙。徹底マークに遭い、シュートチャンスもほとんどなかった。

 データ会社「オプタ」のデータによれば、これまでドイツ代表の守護神GKマヌエル・ノイアーを相手に15試合で7得点と5割近い得点率を誇っていたレバンドフスキだが、この日はクラブでのチームメートを脅かすようなシーンはなかった。

「後半は押し込み、チャンスもつくりだせていた」と巻き返しを見せたチームのパフォーマンスには一定の手応えを感じていたようだが、自身も含めて枠内シュートは0。ストライカーとしては悔しさばかりが募る一戦となった。

 今大会予選最多となる13得点を記録し、今季ブンデスリーガの得点王となったレバンドフスキも本大会ではここまで不発。決勝トーナメント進出を懸けたウクライナとの第3戦でエースは欧州最強ストライカーの異名にふさわしい実力を見せることができるだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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