ドログバ、“弟分”サラーへエール 2つの記録の更新に期待「素晴らしい状態にある」
プレミア通算ゴール数を104でドログバ氏の記録に肩を並べたサラー
リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、ハイペースでゴールを量産している。リバプールが5-0で勝利したプレミアリーグ第8節のワトフォード戦でも1得点を決め、プレミア通算ゴール数を104に伸ばした。現役時代にチェルシーで同じゴール数を挙げている元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏は、かつてチームメイトだった弟分に、祝福のメッセージを送ったことを明かしている。英紙「メトロ」が報じた。
ドログバは2014年、チェルシーに復帰した際にサラーと共闘。今でこそ、世界を代表するアタッカーとなったサラーだが、当時はまだ若く、指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督からに出場機会を与えてもらえずに、出場機会を求めてイタリアへ渡っている。
フィオレンティーナ、ローマで出場機会を得たサラーは、リバプールで才能を開花させた。ワトフォード戦のゴールでプレミアリーグ通産104得点としたサラーは、ドログバ氏の持つプレミアリーグにおけるアフリカ人選手の最多得点記録に並んでいる。ドログバ氏は、リバプールが3-2で勝利したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ戦で、サラーが2ゴールを挙げる活躍を目にした際、ワトフォード戦の後に連絡を取ったことを明かしている。
「祝福するメッセージを送ったんだ。彼の活躍を嬉しく思うよ。彼は今、素晴らしい状態にあるし、それが続くことを期待している。弟分が僕たちの記録を更新するということは、よくあるし、それはとても良いことだ。サラーは、もう一つ別の記録にも向っている。それはCLにおけるアフリカ人選手の最多得点記録だよ」
ドログバ氏はCLで通算44得点を記録。サラーは、アトレティコ戦の2ゴールで通算33得点まで記録を伸ばし、ドログバ氏の記録に11と迫っている。アトレティコ戦で、リバプールの選手として初めて公式戦9試合連続ゴールという記録も打ち立てたサラーは、週末にマンチェスター・ユナイテッドとの大一番を迎えるが、記録をさらに更新できるだろうか。