ニューカッスル、名将モウリーニョの“引き抜き”案浮上も本人否定 「去ることはない」
ブルース監督が解任となり、ジョーンズ氏が暫定監督を務める予定
イングランド1部ニューカッスルは、サウジアラビア資本にオーナー交代が起こった直後にスティーブ・ブルース監督との契約を解除したことを発表した。その後任について、「ウルトラC」とも言える方策が浮上したが、当人からの否定に遭っている。
今月7日にサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の主導で、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツアンドメディアからなるグループが、買収を発表したニューカッスルは、ブルース監督の去就が話題となってきた。その結論は解任だった。
23日にアウェーで開催されるプレミアリーグ第9節クリスタル・パレス戦では、グラハム・ジョーンズ氏が暫定監督を務める。また現在、新監督については交渉を行っており、決定次第発表される見込みとなっている。
そのなかで急浮上したのが、今季からイタリア1部の名門ASローマに就任したジョゼ・モウリーニョ監督の“引き抜き”だったようだ。過去にはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムでの監督を経験しているだけに、プレミアリーグでの指揮は慣れたものだ。
しかし、モウリーニョ氏は衛星放送「スカイ・スポーツ」に対して、「ニューカッスルでの仕事? すでにとどまることを決断しているし、去ることはない。ローマと3年間のプロジェクトに契約をしているし、私の選手たちを置き去りにはできない」と話している。
モウリーニョ氏はニューカッスルへの電撃移籍を否定したが、サウジアラビア資本での新プロジェクトに優秀な指揮官を必要とするニューカッスルの動きは、契約下にある名将への接触という可能性も否定できない模様だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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