英1部ニューカッスル、ブルース監督を解任 サウジ政府系ファンドがクラブ買収
グラハム・ジョーンズ氏が暫定監督を務め、後任は決定次第発表へ
サウジアラビアの政府系ファンドが買収したニューカッスル・ユナイテッドは20日、スティーブ・ブルース監督との契約を解除したことを発表した。クラブの公式HPが伝えている。
今月7日にサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の主導で、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツアンドメディアからなるグループが、買収を発表したニューカッスルは、ブルース監督の去就が話題となってきた。
2019年7月からニューカッスルの監督を務めていたブルース監督に対し、クラブは「ニューカッスル・ユナイテッドは、スティーブにこれまでの貢献を感謝するとともに、この先の未来の成功を祈っています」と声明を発表した。
また、クラブを離れることとなったブルース監督は、「この特別なクラブで指揮を執る機会を与えてもらえたことを、ニューカッスルとつながりのあるすべての人たちに感謝します。コーチ陣、選手、そしてチームのスタッフ全員の尽力に感謝します。良い時も、悪い時もありましたが、難しい時も彼らは全力を尽くしてくれました。その努力は誇りに思ってもらいたい」と、声明を発表した。
さらに「このクラブは信じられないほどの後押しを受けている。全員が願っている場所に、新しいオーナーが導いてくれることを期待したい。すべての人たちの最善と幸運を、今シーズンとその先に向けて祈っています」と、続けている。
23日にアウェーで開催されるクリスタル・パレス戦では、グラハム・ジョーンズ氏が暫定監督を務める。また現在、新監督については交渉を行っており、決定次第発表されるという。新オーナーを迎えた古豪が、誰を新監督に迎えるのか発表が待たれる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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