ブラジルW杯王者ドイツがポーランドとの隣国対決で今大会初のスコアレスドロー
ドイツは故障明けのフンメルスが先発復帰
試合を沸かせるゴールの瞬間は訪れなかった。欧州選手権は16日に大会7日目を迎え、2014年ブラジルワールドカップの覇者ドイツはパリのスタッド・ドゥ・フランスで隣国ポーランドと対戦した。両者ともに得点を奪えず、今大会18試合目にして初のスコアレスドローに終わった。
ドイツは先発メンバー11人の内10人が、2-0で勝利した12日の初戦ウクライナ戦と同じ顔ぶれとなった。唯一の変更点はふくらはぎの負傷が癒えたDFマッツ・フンメルスの起用で、初戦でDFシュコドラン・ムスタフィに代わってDFジェローム・ボアテングとセンターバックでコンビを組んだ。
ドイツは前半4分にチャンスを迎える。左サイドのMFユリアン・ドラクスラーのクロスからゴール前でフリーになったMFマリオ・ゲッツェがヘディングシュート。さらに同6分、オーバーラップしたDFヨナス・ヘクターが左足で強烈なミドルシュートを放ったがいずれも枠を捉えられなかった。
同16分にはMFトーマス・ミュラーの左からの折り返しにMFトニ・クロースがエリア内に飛び込んだが、スライディングしながらのシュートはゴール左へ大きく外れた。優位に試合を進めたドイツだが、前半に放った5本のシュートは全て枠の外。
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